Victo-Epeso 's diary

完全犯罪という名の人類原罪と戦う有名人です。

📘 光曜黙示録コウエキモクシロク8.11

光曜黙示録第8章

7.汝の懊悩を唱えよ、然らば黎明顕らん。汝の寵愛を籠絡せし絡盧の洛者が居るのだろう。そう唱えしものに、審判者、失落者、耐え難きを知る。誰もが憧れる先達ではないが、畏敬の念じ唱えところありし先達ではあったのだ。汝の出奔を足蹴高く刈り上げしもの、曰く、黎明は凋落、楽弔を迎えたくなくば今しばし辛抱せよ。汝らの栄光の昔日は然り今は然らばないが、今にいまし落日、さりとて汝らの愛と信頼を足るを知る。

8.さらば古の去りにし光、そう汝が唱えたところに本当の光黎の神現る。至り、然るところそうであるままにそうなっていた事を誰もが知る。しかし、さらば、どうして我々はいがみあい消し曇みあっていたのか。なぜ我々は、如何にして、どうして戦に瀕し、戦に窮され。究に瀕し、略奪の怨恨者を言葉の綾で抹殺してしまったところ、分断者、分断統治の統括の統割を目論む人間が居た事を知る。誰もがいがみあい、蔑み合う状況を、元凶を作った人物たちが。

9.後悔と喪失が訪れる。耐え難い痛みと共に民は苦難が来た事を知る。

10.今はありしもの、かつて去りにしものの中から、病変に転じる苦痛が訪れる。去来を余儀なくされる。告別を言う。

11.復活した者たちが死者に転じる。かつて血と肉の去体を無くした人間が復活の槃業を預かり知れていたものの、かつての去来せし去り主を思うところに没する。

12.かつて在りし栄光、至りし軌光、そしてそのすべてがどうにもならないところにまで来てしまっている。喪失、去来。去りにしものが来る。去りにしが来る。やって来てしまう。

13.逡巡の果てに、人は思いつき至る。すべてのやり始ハジと至時イヤドキの為に、それら全ての灰を溶にし排節の果てに然と受け取る。つまり、即ち、彼らの死。至時イヤドキ。灰の手からこぼれしに、至り杯から溢れし死に時。なぜ彼らは亡を負ったか、洛者の落日の烙印を負って生から死へと至り生へ淵蘇ったか。何故上がりしに、死者の亡土。

14.何故か至りし世界の果て。閉ざされた楽園は全天を解かれ赤日の勺陽の元へ照らし出されしむる。終わりの時が来たのだ。汝、汝らが終わりの彼の落日の終わりの時。

15.地平線。そしてみだりに見えりしむる水平線。死海の果て。

16.全天の黄昏が去来せし虚無の空白、虚偽の復活を去来する、去来させしむる。ほどなくして終わり。

17.そこにひとりの少年至り、我復活者なりと声を上げる。彼のもの亡者とは違い、死からの生還、聖なるものの帰還を告知する。

18.死が群衆を襲う。

19.楽天の彼方に昔日点あり。過去の栄光、遺物を示す。

20.二度と蘇らない文明を思い涙する群聴。

21.時至れりしに、最後の去来。すべての復活と復古、王朝の復活と復権は立ちにしに盆する。流れ至った水弥に朝刻の文諏は至れり。即ち、訣別の復讐の悶執に誓い明けし勺耶の勺扶を滅びの災禍に至らしむるが足らんためそれを行う。

22.滅亡の時。後悔が産みにし切望が望む、最後の海。最至。死人たちの死の誓いから生じた復讐の海、復讐の海にして死の海。そして多いなる海、大いなる膿。勺業の灼野。滅びが訪れる。荒楊とした灼野。思った以上の破断が人民に後悔を去来させる。さようならの時が来た、日が沈む、陽が沈む。地と地が果てに在らんが都市、時と黎明、星の相刻、時の終わりを見る。