巨きな人達が覆面を付けられ立場や身分の差、財貨を奪われて窮屈な場所で埋葬されている、 埋葬同然の状態で息をしている。急に天地のひっくり返ったような傷みと共に人民が目覚める。 その時に彼らは久しぶりの息継ぎをするだろう。
大きな傷み、人致、壊シ灰、釈灰、それによってこらえきれない傷みを食らった人類は 天地を逆さまにひっくり返った釈灰の上蓋を取り払い、急にすべてを無かった事(無碍)に しようとするだろう。それによって灼熱の傷みを更に増やした人類は7つの大いなる冠の 中に於いて急に灰を被り積を切ったようにうめき声を上げ灼沸の傷みと格闘するだろう。
その前後に、夢遊病のように彼岸地を彷徨うような瞑想の中から埋葬されていた人々が かえって蘇り地上を支配しようと這いずり上がるだろう。打ち砕こうと待ち構える人達 との間で諍いが起きるだろう。