延髄蹴りのような延下攻撃殺法で飛び込んだ俺は
そのまま止められガッチリホールドされ投げられた。
だが、ジャーマンスープレックスホールド返しで勢いよく
水月下蹴り超過殺法で返した俺は、カイザー猛追飛び込み
攻撃に下月水月蹴り円弧回しで飛び込み蹴りをし、勢いよい
カイザーの飛び込み攻撃に頭突きと、引きうちの三連鉄杭攻撃、
鋼鉄の如き勢いを乗せた大地踏み込みのパイルアンダースナークの
引き抜きの拳で回し打ち連続でキめこむ事で、あの無敵にも思えた
怒涛のカイザーを引き降ろし倒してやったのだ!カイザーは俺だーー!
叫んでしまった俺に下品、野蛮猿と下馬評がついて最悪の猛金投資、
融資打ち切り、色々反省の半引退、そういう事もあったっけ。
でも、俺はリスペクトしていたからこそ叫んでしまったんだと思う。
熱い試合をありがとう、あの時は、カイザー。そんな気分に浸って
夢から覚めた。
おいおい、ここはどこだ?ミッドドアカのハルカゲアタウン、
ウォールストリートマッチナットじゃあないんだぜ。あ〜あ、
やっちまった。あと、どのみち91年に右膝に故障を得てから
だんだん引退を余儀なくされてるからなー。
でも、身体障害者手帳も半給半体的問題で、時間かければ全快、
超過回復もあり得る方だったから、そろそろそういう考えは
悔い改めた方が良いかも知れない。また故障したりしないように
頑張るよ。カイザー、草葉の陰で見守っててくれ。
あの年、お亡くなりになったと聞いて、ショックだったが、
俺は立ち直りつつある。ありがとう。