伝説のテニスプレイヤー
坂本・越前・越後
トージロー・リョーマ・リョーガ氏と戦った時
3-0
3-2(サービスリレー)
6-4(バウトタクト)
5-0(+1)
ファイブセットインゲームマッチミーニングの時
番外試合として1ゲームマッチ、伝説の両手ダブルラケット奏法
による試合を申し入れられ、受けた。試合中、突如、暗雲、悪天候、
雷鳴、鳴り響く。試合中にコート内に雷降り注ぐ中、俺たちはそれでも
避けられないを負い、戦った。息子の敵討ち、伝説の越前リョーマ選手
の息子、並み居る大人のテニスプレイヤーたちも泣いて詫びる天才少年
ワンサイドゲームテニスをキメ続けた越前リョーマ氏を俺が、何度か、
公式の試合で完膚なきまでに負かしつけてしまったから。
ダブルラケットを両手にキメながらも、俺はワンハンドテニスを基本貫いたが、
ダブルラケットで両手同時打ちしては試合のルール規定上いけない。だから
基本的には片手ラケットでプレイするより不利なダブルラケットの重り、
手枷によるハンデ戦。それでも俺は勝者の責任としてワンサイドタクトゲームを
貫いた。最後のあたり、急襲を見せ案の定追い打ちを見せる彼に、天はゲームを
やめろと言わんばかりにコートの中心に向けて雷を落としてみせた。だが、遂に
俺はものともせず動き、雷なんて越えてやる!と言い放った。
ダブルラケットを避雷針にし、全身の周囲、円弧運動を書くように振り抜き
全身に受けた稲妻を受け流す彼の勇姿。昔、似たような状況で、似たような事が
あったという。だからこそダブルラケット試合に掛けたんですね、天候不順、悪化
が見込まれていたのは確かだった。「これが雷を越えるということだ、予告しよう、
君には雷が当たって、落ちる」しかし、俺は負けたくなかった、負けられなかった。
俺は予告通り雷が俺の全天から全身を貫こうとした時、ダブルラケットを交差し、
振り抜き、サービスエースをあえて遅らせ稲妻の到来を待とうとしているが如き
相手に当てて、ついに避雷針&帯電、帯雷、狙雷針ラケットのジュツによって、
相手に雷を当て相手にサービスエースを返す雷霆の瞬撃の戦いをした。
相手もまた避雷針ガードで逸らしながら受け、伝説の攻防が訪れた。
次のラリーの間にまた雷が落ちた。相手もさるもの、すぐに対応し自ら
避雷針&狙雷針のジュツをやってみせた。そして、俺は俺で避雷針狙雷針と
ボレーで返し、相手もスクィーズで返しながら二度目の雷霆避雷針&狙雷針。
俺は、全身で雷を受けながら、真っ向からボールを返した。
ボールは、コートの内側に跳ね返って、どちらも雷で倒れた……、ハズだった。
6-0ゲームマッチセットマッチ、俺の勝ちだ。あの日、俺は伝説のテニヌプレイヤーに
なっていた、テニヌプレイヤーって割とリアルサイドにも居るんですよ。たまに、普通に。俺以外にも、俺たち以外にも