日飾のニフィア、
月装のヌフィア、
星螺壺のホラトス
ニフィアは当時多くの民が額に頭に付けていた国民ゼッケンが如き頭飾。
頭部の真ん中に銀糸折りの織り目が刺繍されたがそれが星銀蝕液の星金釿糸、
眼の光が落ちて
ヌフィアは国民の領事下侍存在である事、市民であることを示す服飾の上の
外装のネックレスのようなもの。骨飾りと一部蝕勺の宝石銀、つまり星銀、
胸元の陽が落ちて
街灯のように壺に入れられ水に浮かび焚べられていた
クヴェルの溶解霑液、つまり溶液雍化放射性微物液溶剤
であるところのタナホスのホラトスをじわり点じながら
街を炎らした灯の碑光(ひかり)が消え落ち、
失明者の続出、任霓者の溶洛、街の灯が消え闇に染まり、
欠損者と病落者と棄域地域のばかりの国家になったという
当時の水辺の街の事だ
希薄イオン迫該物質が、こんな事を起こす羽目になった
いわや、いわんや鉄の稲妻如き籤くじき、
水辺の流出と火事、雷が起こるたびに……、だ。
すべては崩落、そういったもの