Victo-Epeso 's diary

完全犯罪という名の人類原罪と戦う有名人です。

杓陽龍樹:ヴァルフナーガ伝説 西暦252〜278年頃

とあるインディア東南の僻地にある果樹林帯で悟り倒朴運動から逃れて

きた武装モンク葬僧の末裔たちが修行林の再現のようなものを作ろうと

したという。色々あって、当時当代の若き欧刻風貴婦人たちを招き入れ

てしまったため姦淫への耽りに溺れている体たらくかのような罪疑を

帯び贖罪のためにまたしても修行林ごと焼き払うという愚行ショー

タイム(110年近くぶり再来)を行い罪の贖罪とする羽目になったと

いう……。野人罪科を帯び冩気扱いの後に処され木々に括り付け

灼かれていく僧侶たちの朽ちる中、それでも美しき庭園部分まで

残っていたのについに討ち焼き滅ぼしに。ここだけは清く保っていた

つもりなのに、神も仏も無いんだなぁ……、と、現実を知った事件が

起こったのだという……ある意味悟りだったのだという……。しかし、

その時、急に木陰に現れし金の皮膜持ちし金鱗の大蛇、まるで伝説に

謳われしあの蛇のようだ……、誰かが、伝説だ……、伝説のあの庭園の

繰り返しだ、再現だと叫んだ。しかしやはり悪しき兆候、かえって

縁起が悪いのだと誰かが言ったという……。ところがそこに、急にもう

一匹の金色の大蛇が。互いにかばい合い這い合うような姿はまるで、

いいや番だった、番そのものだったという……、その有り姿の美しさに

感動と感銘を受けた、当時当地の杓番たちは、いっそ伝説の輪廻蛇の

再限体、互いに輪廻を促し合うように支え合い聳え立つ輪廻の双木

金色龍、伝説のナーガ伝説のありとあらゆる再現と思い徴や予兆を

感じたものの当地の打ち壊しを手伝っていた蛮風騎士団に捉まりあえ

なくバーベキューに。やはり、そういった徴や予兆のようなものも

当てにならないんだなぁという教示を得たのだという……。ところで

その蛮風騎士団はその後も獅子奮迅の働きを見せ、やはり金色双龍の

血肉を得たことで不老不死が如き仙来の力を得たのだと噂され、仇

成すものすべてを打ち滅ぼし続ける伝説の旅団となったという……。

 

輝く徴に意味などなく、朽ちると言う訓示だろうが、それでも何故か

なんとなく程度の輝きは残ってしまうのだという……。感じだろうな。